西田俊也の本として本屋に並んだ本たち
ジャンクライフ
『傷だらけの天使』はずっとやりたかった。
初放映時は十四歳で、再放送時は十五歳だった。その後再放送は二十四歳(85年)までなく、たった一回だけ録音していた最終回のテープを何度聞いたことか。85年の再放送はもちろん全話録画した。
(市販されたビデオソフトは90年代になってようやく登場した。)
97年の春『傷だらけの天使』は映画化された。しかしタイトルと探偵という設定以外ほとんど別物だった。もったいなかった。ぼくはやまだないとさんにそのことを嘆くメールを送った。たまたま見つけたサイトに放送されたが再放送もビデオ化もされなかった幻のエピソードがあるとあった。見たくてしょうがなかった。あちこち調査したが、間違いだと判明。だったらその幻を自分たちの手で創らない?とやまださんがいいだした。
エピソード1の「中国女に星砂の夢を」はまだどこにも掲載が決まらない時点で書いた。そのときパリに住んでいたやまださんは、セーヌ河のほとりでファックスを読み、作品化した。掲載が決まったのはそれから一年後の98年。なるべくかっこ悪いところにひっそりと載せたかったのと、「アキラ」が読んでいるかもしれないという理由から、マンガ誌としてはマイナーな存在である「パチスロ7」に決定した。
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